産地とお客様の「双方満足」を目指して。入社からの経験を活かし、会社の成長に貢献したい
K.S.
果実1部
2016年新卒入社
農学部出身。大学では農薬処理によってブルーベリーの糖度をコントロールする研究に取り組んでいた。現在は、チェーン展開するスーパーを顧客に持ち、対応店舗を徐々に増やすなど販路の拡大にも注力している。
※所属・業務内容などの掲載情報は取材当時のものです。(2025年12月取材)
私の思い出の青果物
岡山県産のシャインマスカットです。入社式で記念品として受け取った思い出の果物であり、その粒の大きさと爽やかな甘みに感動しました。現在は私が販売を担当しています。シャインマスカットの産地は複数ありますが、岡山県産は味・外観ともに全国でトップクラス。百貨店で1万円の値がつくこともある芸術品のような逸品です。
東京シティ青果に
入社を決めた理由は何ですか?
「なんだか面白そう」という理由で農業大学に進学し、3年次からは果物の研究室に所属していました。農地での栽培も含む実地的な研究が面白く、次第に、将来は食品や果物に関わる仕事に就きたいと考えるようになりました。東京シティ青果を選んだのは、最初に内定をいただいたという縁もありますが、当時は築地市場から豊洲市場への移転を控えており、設備が新しくなることによって業界内で優位性を発揮できるのではと感じたことが大きかったです。
現在の仕事内容を教えてください。
春はメロン、夏秋はぶどう、冬はいちごと、季節ごとに移り変わる旬の果物を販売しています。嗜好品でもある果物は野菜に比べて単価が高いので、消費者に手に取ってもらうために売り方を工夫する必要があり、納品先である量販店のニーズに応じて「1パックの内容量を減らして498円で売りましょう」といった提案もしています。産地と量販店、消費者をつなぐポジションであり、責任重大ですが楽しいですよ。
入社後、ギャップはありましたか?
最初に驚いたのは肉体労働のハードさです。せり人の資格を取得するまでは先輩のサポートが中心で、スイカなど10kg以上の商品を卸売場で運ぶこともよくありました。販売に携わるようになってからは、入荷量やニーズ、相場などの情報を総合的に判断して商品に値段をつけるのが難しく、「すんなり売り買いが成立するわけじゃないんだ」というギャップを感じていましたね。
どんな時にやりがいや成長を感じますか?
野菜と同じように果物も天候によって収穫量が変動しますが、産地の担当者との信頼関係があれば、「来週はこのくらい出荷できそう」といった情報をいち早く入手できます。この情報に基づいて需要と供給のバランスを調整し、産地と納品先の双方が満足する商談ができた時は、入社からの経験を活かせていると実感します。
今後の目標を教えてください。
全社で掲げている「都内での流通シェア率アップ」という目標に貢献したいと考えています。現在は既存のお客様との関係強化を進めていますが、ゆくゆくは新規のお客様の開拓にも力を入れたいですね。自動立体低温倉庫があって品質維持がしやすいという豊洲市場の強みを活かし、より高い利益を生み出せるよう販売実績を積み上げていきたいです。
ある1日のスケジュール
07:00
- 卸売場で商品の確認・販売
- 出社してすぐ卸売場で商品の状況を確認して、当日販売分の商品を市場内の仲卸業者さんや八百屋さんに販売します。
09:00
- 販売実績の入力指示
- 事務所に戻り、商品の販売先、数量、販売金額などのデータをまとめ、情報システム部入力チームに入力依頼します。
12:00
- 昼食
- 社員食堂に行くことが多いです。ごくたまに、一般のお客様向けの市場内の飲食店で食べる日もあります。
13:00
- 翌日分の注文受付
- 翌日の入荷数を確認し、仲卸業者さんやスーパーのバイヤーさんから注文を取ります。
14:30
- 分荷・商談
- 入荷数と注文数のバランスを見ながら販売先に数量を振り分けます。
15:30
- 一旦退社
17:00
- リモートワーク開始
- 入荷数・注文数ともに夕方まで確定しないことが多く、リモートワークで残りの分荷に対応しています。
19:00
- リモートワーク終了
- 入浴後に夕食を食べ、その後はゲームをしたり映画を見たり。遅くとも22:30には就寝します。
ある出張の日では
07:00
- 出社・担当品目の販売
- 出発時間まで、担当品目の販売をします。出発後の業務を上司や後輩へスムーズに引き継げるよう連携し、出張の準備を整えます。
09:00
- 会社出発
- 静岡県へ出張
11:00
- 現地到着・商談
- スーパーのバイヤーと現地で合流し、農協(JA)で会議や商談を進めます。
12:00
- 圃場見学
- イチゴの生育状況を生産者さんや農協の方と一緒に確認します。
13:00
- 昼食
- 農協の方、おすすめの飲食店へ。打ち合わせをしながら昼食をとります。
14:00
- 現地解散・移動
- バイヤーさんと解散し、自宅へ直帰。新幹線での移動時間を利用して、残っている仕事を済ませます。
16:00
- 帰宅・リモートワーク開始
- 自宅に到着後、事務所にいる社員と協力しながら翌日分の分荷を完了させます。
19:00
- リモートワーク終了
- 家族と静岡土産を食べながら翌日に備えます。
プライベートの過ごし方
仕事では早朝勤務や出張も多く忙しく動き回っているため、休日は自宅で配信サービスを使って映画やアニメを鑑賞してゆっくり過ごしています。最新作から少し前の作品まで幅広く楽しみながら、気分をリフレッシュさせています。また、近くの大型商業施設へ出かけて買い物をしたり、少し贅沢なランチを楽しんだり、カフェで家族とゆっくり過ごす時間がプライベートの楽しみです。
写真:よく行くショッピングモール